2025年の「明和義人祭」では、お雪役を務めました。
和香:
お雪役を務めさせていただくのは、留袖になって1年目に続いて、今回が2回目でした。1回目のときは、私が雨女だったせいか大雨に見舞われまして(笑)。今回もまた雨になるかと思っていたら、カラッと晴れてくれて良かったです。
お祭り当日はいかがでしたか。
和香:
子ども向けのイベントが中止になるほどの暑い一日でした。それでも、日陰で小さなお子さんが見に来てくれたりと、にぎわいを感じることができました。観覧されている皆さんが本当に温かくて「倒れないでね」と気にかけてくださって、麦茶をいただいたりもしました。今回は周りの皆さんと一つになって、楽しくお祭りを作り上げることができたと感じています。
お祭りで印象に残っていることはありますか。
和香:
今年は涌井藤四郎役の稲葉さん、佐次兵衛役の高山さんと三役を務めさせていただきましたが、3人でお菓子を食べたり、飲み物を飲んだりしながら、お座敷にいるような感覚でリラックスして臨むことができました。神菓まきでは、幅広い年代の方が集まってくださっていたのがうれしかったです。
お雪役を演じるにあたって、意識したことはありますか。
和香:
歴代のお雪役の皆さんは紫など濃い色を着ることが多かった中で、あえて白の着物を選んでみました。名前の「雪」にもかけて、白で凛とした雰囲気を出したいと思いまして。
帯もいつものお太鼓ではなく、丸みを帯びた「おたらい」という結び方にしてもらいました。舞台や特別な踊りのときにする結び方で、めったにしないものなのですが、着付けをしてくださった方が「いつもと変えてみよう」と結んでくれて、特別感を出してみました。

